前回のブログで「陰陽のバランスが大事!」と書きましたが、そもそも「陰陽」ってなんだろう?というテーマで書いてみますね。
前回のブログはこちら↓


月と太陽
光と影
昼と夜
男と女 etc.
私たちのまわりには、2つの相反する関係になっているものがあります。
これは、どっちが良い悪いではなく、お互いに必要とする関係で、両方がないと成り立たない。
お互い補い合ったり、引き合ったりして、絶妙なバランスをとっているのです。
その相反するふたつを「陰・陽」に分けています。
陰陽の考え方は、「どちらかが正しい」「片方をなくせばいい」という発想ではありません。
陰と陽は対立しているようで、実はひとつの流れの中にあり、状況によって入れ替わり、行き来しながら成り立っています。
たとえば、
昼(陽)があるから夜(陰)があり、夜があるから私たちは休み、昼に活動できます。
ずっと昼だけだったら体は疲れ切ってしまいますし、夜だけでも何も進みませんよね。
この循環そのものが、陰陽のバランスです。
身近な具体例
・呼吸
息を吸う(陽)と、吐く(陰)。
どちらかだけでは呼吸は成り立ちません。自然に繰り返されることで、エネルギーが循環します。
・感情
嬉しい・楽しい(陽)と、悲しい・不安(陰)。
ネガティブに感じる感情も、気づきや優しさを育てるきっかけになります。
感じきることで、次の前向きなエネルギーが生まれます。
・行動と休息
動く(陽)ことも大切ですが、休む(陰)時間があるからこそ、また動けます。
休むことは「怠け」ではなく、次の行動のための大切な土台になります。
・心と体
やる気や意志(陽)があっても、体が緩んでいなければ続きません。
体をゆるめる(陰)ことで、心のエネルギーが自然と巡ります。
陰があるから、陽が生きる
陰は「悪いもの」ではありません。
むしろ、陰があるからこそ、陽が際立ちます。
落ち込む時期があるからこそ、人の気持ちがわかるようになったり、
立ち止まった時間があるからこそ、本当に大切なものに気づけたりします。
陰陽のバランスが崩れると、
・頑張りすぎて疲れ切ってしまう
・感じることを抑えすぎて心が固くなる
といった状態になりやすくなります。
陰も陽も、どちらもあなたに必要な大切な一部。
その両方を受け入れたとき、自然な心地よさが生まれてきます。
だから、「手放す」「許す」時も両方セットにすると良いです。
片方だけだとバランスが悪くなっちゃいますからね。
「陰」を意識して、心も身体も元気に
頑張っている人は「陽」に傾きがちですね。
心も身体も「陰」の要素を取り入れるとラクに自分を整えることができるようになりますよ。
特に赤字のところを意識してみてくださいね。
「感じる」ことはこの数年意識してきたことでだいぶできるようになりました。
「受け取る」もできてきているかな。
「リラックス」「ゆるむ」「直感」これは、まだまだ練習中です。
| 陰(いん) | 陽(よう) |
|---|---|
| 月 夜 闇 | 太陽 昼 光 |
| 静 | 動 |
| 冷 | 温 |
| 内側 | 外側 |
| 受け取る | 与える |
| 休息 | 活動 |
| リラックス ゆるむ | 緊張する 縮まる |
| 柔らかい | 硬い |
| 女性性 | 男性性 |
| 感じる | 考える |
| 受容する | 行動する |
| 直感 感覚 右脳 | 論理 思考 左脳 |
| 手放す | つかむ |
