「頑張る」を手放そう① 力を抜いてセルフケアできていますか?


仕事を頑張る
勉強を頑張る
家事を頑張る
子育てを頑張る
スポーツを頑張る
趣味を頑張る
義実家で嫁として頑張る

もーほんとに、これまで生きてきた中で他にも色々頑張ってきました。

残業している人に、「頑張ってくださいね」
スポーツでも、勉強でも「頑張れ、頑張れ」
落ち込んでいる人にも「色々あって大変だね。頑張ってね」

自分自身が頑張ってきただけじゃなく、相手にも頑張ることを求めてきたんだなぁ。

そう、「頑張る」ことが当たり前の世界で生きてきて、常に頑張っていた私です。

頑張ったら破門⁉️


「頑張る」ことについて考えることになった最初のきっかけが、さとう式リンパケア考案者の佐藤青児先生でした。さとう式リンパケアを学びにセミナー受講していた時に、
「頑張らなくていいよ〜。頑張ったら破門だよ。」
と言われてびっくりした記憶があります。

「え?頑張らなくていいの?」

今まで頑張ることが当たり前だったので、疑問符だらけでした。


頑張ると身体に力が入る
→ 力が入るということは、筋肉が緊張する、こわばる
→ そうすると、筋肉の持つやわらかさが損なわれて、老廃物を排出するポンプ作用が損なわれる
→ むくみや、身体のコリや痛みにつながる


だから頑張らなくていい、というのがさとう式の教えです。

頑張っている人は、力が抜けないんですよ。無意識に力が入っちゃう。
もちろん重いものを持ったりする時は力を入れますが、日常で、リラックスしている時にもうっすら力が入っている状態。

そう、私も力が抜けなかったです(笑)


さとう式のセルフケアは、筋肉のコリや緊張をほどいて、ゆるめることを目的としています。

心地よさを感じながら、ゆらゆら、なでなですると、コリがほぐれてきます。
コリがほぐれると、身体が動かしやすくなったり、立体的にふっくらしたりして、見た目も変わってきたりしますよ。

「頑張っている人」は、心地よさを感じるのが苦手だったり、ついつい無意識に力を入れて一生懸命やったりしちゃうんですよね。力が入ると余計に凝っちゃうのでご注意を。


首肩の重だるさを感じる方は多くいらっしゃいますね。
首肩だけじゃなく、身体中どこでも「痛み」や「コリ」や「重さ」といった違和感があるのは、身体のSOSサインです。

一番簡単なセルフケアは、気になる箇所を、ゆらゆら、なでなで

どこを撫でたらいいのセルフケアのポイントはサロンでもお伝えしています。

身体の声に耳を澄まして、心地よさを感じながら、力を抜いてセルフケアしてみてくださいね。


どれだけ身体のケアをしても「なんか力が入ってしまう」「力が抜けない」という方は、「頑張らないと!」って、心の奥底に力が入っちゃっているからかもしれません。
次回以降書いていきますね。