「許す」は最強の「手放し」

「手放し」を続けてきて気づいたこと

このところ、ずっと内観を続けて、いろんなものを手放して、内側がだいぶクリアになってきた実感があります。

かなり深掘りしたから
「もう終わったかも?✨」と思っても、
「まだあったのね😭」とまた内観を続けることの繰り返し。
なかなか終わらない。奥が深いですね。

で、最近これはいい!と思ったのが「許す」こと。

「自信のない自分を許す」
「自信がある自分を許す」

そして大事なのが、
「その間の、どの自分も許す」

これを声に出したり、心の中で言うだけで、さーっとクリアリングされるんですよ。
私は感覚優位なのでクリアリングされている体感をしっかり感じます。めっちゃおすすめです♩
「許す」と決めることが大事。体感がなくても心の奥には届いていきます。

「許す」はどんな内容でもOK

この「許す」ことは何でも良くて、「自分ができていないな」「これを手放したいな」と思うことをどんどん言っていくんです。

ポイントは

「ポジティブ」も「ネガティブ」も許す
そして、その間の「どの状態」も許す

「光」も「闇」も許す
そして、その間の「すべての状態」を許す


私たちは「ポジティブ」や「光」を良しとして、「ネガティブ」や「闇」を受け入れたくないし、排除したいと思うことが多いですよね。

できることなら、「ネガティブ」は体験したくない、避けて通りたいと思ったりします。
だって辛いもの。

ポジティブに偏り過ぎても苦しくなる

私もずーっと「光」や「ポジティブ」を追い求めて、そちらの方ばかり見てきました。

元々「ネガティブ」だったのが、
ある時「一生このままじゃ嫌だ!」とシフトチェンジをして、ポジティブ思考を培ってきました。

おかげさまで、嫌なことがあってもすぐにポジティブ変換できるようになったのは良いんだけど、ポジティブに偏りすぎて苦しくなるという状態になっちゃったんですね。

ネガティブな発言にいちいち引っかかって過剰に反応してしまったり、ネガティブなものから距離を置くようなったり。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとし

「ポジティブこそ正義」「ネガティブは悪」
「光」ばかりを見たい。
「光」の世界にいたい。

今思うとだいぶ偏っていましたね。
そのせいで、ここでは書けないような大変な状態になってしまいました😭

でもこれって私ばかりじゃないと思うんですよね。
「光」の世界にいたいって、気持ち誰にもあるんじゃないかと思います。

陰と陽、その間にある「中庸」

結局、「陰陽のバランス」が大事なんだと、ようやく気付いた頃、瞑想して辿り着いたのが、「中庸」の世界

そのころは瞑想しているとかなり高次元に意識が飛んでいて、身体はここにあるけど、異次元空間に彷徨い込んだ感覚がありました。

ここはどこだろう?光の世界?闇の世界?
どっちでもないみたい

「あー中間なんだ」「中庸の世界」か。

あとで霊能師さんに聞いたら、高次元の狭間に行っていたとのこと。やっぱりね。

どうせなら「光」の世界にいたい。「闇」の世界なんて怖いですもんね。

でも、「光」ばかり追い求めていたら「闇」に飲み込まれる。
「光」も「闇」も受け入れることが大事なようです。

すべてを受け入れる

そして、実際、両方を受け入れることをし始めたら、クリアリングがどんどん進みました。

で、最初に戻ると、
「ポジティブ」も「ネガティブ」も許す
そして、その間の「どの状態」も許す

これって創造主の視点なんですよね。

創造主は「光」と「闇」を作り出した存在。

「私」という世界の創造主は「私」。

「私」がすべて丸っと受け入れることで、視座が高くなり波動も高くなるのでしょう。

「白」と「黒」の間の「グレー」も認める

「どの状態も許す」って言うのもポイントで、「白」か「黒」か、どっちかはっきりさせたいという思いが少なからずあるのですが、世の中、「白」や「黒」だけでなく「グレー」もある。

「白っぽいグレー」もあれば「黒に近いグレー」もある。その間にはさまざまな濃淡のグレーが存在します。

「黒」は嫌!「白」しかダメ!

これに囚われて、曖昧さを許せないのも自分を苦しめる要因となってしまいます。

この世の中、曖昧でグレーな部分って多いですよね。

「正義」か「悪」って言い換えた方がわかりやすいかな。
「正義」ばかりを追求することって、この世の中難しい。

Aさんの視点から見ると「正義」かもしれないけど、Bさんの視点から見ると「悪」にもなりうる。

綺麗すぎる水の中では魚は生きられないように、清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)ことも必要となってきます。算命学の「石門星」と言う星の開運ポイントもここになります。

「白」も「黒」も
「正義」も「悪」も
そして「グレー」も受け入れられた時
に、グッと器が広がりますね。